スコットランド研修2017の雑感②
整理しきれないスコットランド研修での感想を雑感として、書いていきます。
↓下の写真はエルギンにあるゴードン&マクファイル本社のボトリング施設兼ウェアハウス。
ボトラーズの間の差と現状
これは、現地のボトラーズに行くまでもなく予想が付くところではありますが、世界的なシングルモルトブームの影響で、蒸溜所からボトラーズに新たに渡る原酒は少なくなっているということは、やはり間違いないようです。
具体的な蒸溜所名の言及は避けますが、有名なある人気蒸溜所の原酒が、もう、ボトラーズに一切販売されなくなっただとか、特定のボトラーにしか、特定の蒸溜所の原酒が販売されることはないとか、そのような話も、耳にしました。
また、ボトラーズが原酒を手に入れるにしても、当然、若いヴィンテージのものが多いようで、昔からのストックが多くないボトラーズに関しては、リリースできるボトルが、若いヴィンテージになっていくことは、自明の理です。
その流れにあって、ここ数年、ボトラーズが自信が、蒸溜所を買収したり、新たに建設する当流れは、至極真っ当でというか、そうすべき状態であるということは間違いありません。
実際に、ボトリング出来るサンプルを、幾つかのボトラーズに飲ませていただいたり、ウェアハウスで直に樽から飲ませて頂いて痛感しましたが、00年代や10年代の非常に若い原酒が比較的多く出てくるところもあれば、80年代や90年代のストックも豊富で、かつ質が非常に高いボトラーズもあり、中には、半世紀ほどの熟成年数の樽をまとまった量で持つ蒸溜所もあり、ボトラーズによって、質・量ともに若干の差があるように感じました。
この傾向は、シングルモルトのブームが落ち着くまでは、しばらく続くでしょうし、時間の経過ともに、それが顕著に市場で現れてくるのではないかと思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
シングルモルトウイスキーのご用命はシングルモルト通販モルトヤマへお願いします。
e-singlemalt.co.jp/
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
シングルモルト通販モルトヤマ メルマガ登録のご案内
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
メルマガでは、新着商品や限定のご案内品のご案内をいち早く行っております。
メールアドレスの入力で、簡単に登録できますので、お気軽にどうぞ!
クリック先のページで「通知を受け取る」ボタンを押すと、新しい記事の更新情報などがプッシュ通知で届きます。